不遇の嫌われ者

当店名物のマダガスカルオオゴキブリがいます。
マダガスカル産の世界最大のゴキブリです。
ゴキブリと言っても羽がなく、動きも遅いのでいわゆるゴキとはだいぶ違うと思います。
あえて入り口正面に置いてあるためほとんどの人が悲鳴をあげます。
日本人の大半が嫌うゴキです。
なんでゴキブリってこんなに嫌われるの?ってお子さんに質問されたことがあります。
なかなか深い質問です。
その答えはずばり、人間がゴキブリを嫌うからです。
嫌われるからどんどんそっちに行く。
卵が先かニワトリが先かみたいな。
両者が揃って関係は出来上がるもんです。
人間からの嫌いの電波が作り出した嫌われの象徴。
見つかれば騒がれるか、もしくは殺されるか。
そんな受け身の結果があの行動に現れます。
そして更に嫌われる。
ひょっとしたら被害者かも。
しかしここまで来たらもう和解の道はないでしょうね。
僕はそこまでの恐怖心はないですが単純に害虫としてみてます。
お前らも大変だな。と思いながら駆除します。
そう言えば以前自宅でこのオオゴキブリが、ふたを閉め忘れて脱走してしまいました。
とんでもないことになった!
モンスターを放してしまった・・・。と、焦りましたがとりあえずホイホイを置いてみました。
次の日あっさり掛かってました。
やはりゴキブリなんだなと証明された出来事でした。